SAMe(サミー)って何?

2016年4月、朝日新聞に衝撃の記事が出ました。 関節の痛みに「グルコサミン」や「コンドロイチン」を超える成分が登場したのです。

2016.4 朝日新聞 SAMeは正式名s-アデノシルメチオニンという自然界にある天然成分で、私たち人間のからだの中にも犬のからだの中にも存在しています。 その中でも特に「肝臓」「脳」に多く含まれる成分で、化学合成されたサミーは、欧米では1950年代に発見され「変形性関節症」「肝機能障害」「うつ病」などの医薬品やサプリメントとして、広く用いられています。 日本では医薬品としてはまだ承認されていませんが、サミーを多く含む「酵母331(サミー)株」を食品に用いることが、ようやく厚生労働省に認められました。

SAMe(サミー)は関節の救世主です!

関節は骨と骨のつなぎ目の部分です。2本の骨の先端はそれぞれ軟骨と呼ばれる柔らかい組織で覆われており、クッションの役目をはたしています。 関節は、滑膜(かつまく)という膜で覆われ、滑膜の中には関節液が満たされ、この関節液が潤滑油の役割をしています。

ひざ画像

ひざ画像 関節液には軟骨に必要な成分が含まれていますが、加齢とともにその量が減り、軟骨はどんどん摩耗していきます。 軟骨には血管がありませんので、関節液を通して栄養を受け取るしかなく、再生もしませんし、移植もできません。
サミーは、この関節液に入り、軟骨に栄養を与えて摩耗を防いだり、関節液の状態を良くする働きがあります。 他にも、関節の炎症を抑えて痛みを軽減するという報告があります。 傷んだ関節を修復し、正常な状態に近づけて行くこれらの効果は、世界各国の病院や研究機関で認められており、グルコサミンを超える効果が出ています。

SAMe(サミー)は肝機能を向上させます!

サミーは肝臓で最も多く生産、消費されています。 肝臓は、食事でとった栄養素をからだの中で活用できるように変換し、脂肪の分解を助ける消化液(胆汁)を作り、肝臓に入ってきた有害物質を解毒し、血液を浄化するなど、生命維持にかかせない働きをする大切な臓器です。 サミーは肝臓の解毒効果を強力にサポートする力があります。 また、肝臓は細胞を弱らせる活性酸素が発生しやすい場所です。 有害物質を解毒するときに副産物として大量の活性酸素が生み出されます。 健康な肝臓では、活性酸素と一緒に、それを瞬時に消去する抗酸化物質も生み出されるため問題にはなりません。 しかし、何らかの原因でこのバランスが崩れると肝臓に炎症が起こり、肝炎の引き金となります。 サミーが体内で代謝されることによって得られる成分は、この活性酸素を消去するために生み出される酵素の元になるため、強力な抗酸化作用を持ち、肝臓を守ります。 また、傷ついた肝細胞の回復を助けるため、肝機能障害の薬として認められているのです。

SAMeは「痴呆」の予防にもなります!

サミーは脳の中でも多く生み出されます。 脳は、非常にデリケートな場所なので、脳の入り口には血液脳関門という厳しい関所が設けられており、脳の中へは脳に必須な物質しか取り込まれません。 2002年にサミーはこの血液脳関門を通過できることが分かりました。 このことは、サミーを外から取り入れることを脳が歓迎しているということです。 脳も肝臓と一緒で活性酸素を大量に生み出すところです。 脳の中で大量の活性酸素が発生すると、脳の神経細胞の働きが低下したり、大量に死滅したりします。サミーの抗酸化作用は脳の神経細胞のダメージを防ぎ、傷ついた神経細胞の回復を助けます。 うつ病の薬としては1970年代から用いられており、アルツハイマーや認知症への効果も期待されている成分です。

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