準備はできてる?そろえておきたいペットの防災&備蓄アイテム

コロナウィルスによる突然の外出自粛は、飼い主様にもペットのワンちゃんネコちゃんにも大変なストレスでしたね。
厳しい制限の無い地域であっても、いつものようには買い物に出にくく、行ってもお店は品薄で、フードやペットシーツなど心細かった人も多いのではないでしょうか?

コロナウィルスは徐々に落ち着きつつありますが、再度の自粛や、あるいは災害によっても、また同じように物流が滞ることが無いとも言い切れません。

経験をした今だからこそ、冷静に「ペットのための防災と備蓄」を今一度考えてみませんか?

ペット用の備蓄が必要な理由

突然猛威を振るったコロナウィルス。
まだわからないことも多く、対処方法も手探りの状態が続きます。
一旦落ち着いたかに見えても、秋冬にはコロナ第2波が来るかもしれません。

コロナウィルスだけではありません。

そもそも日本は地震が多い国です。
各地で火山活動が活発になったり、たびたび震度5クラスの地震も起きています。
阪神淡路大震災や東日本大震災の経験者の話を自分の環境に置き換えてみると、のんびりしてはいられません。
また、夏から秋にかけては台風が多く、特にここ数年は大きな台風が続けて接近・上陸し、被害も甚大化しています。



大きな地震が起きた時や台風の直撃を受けた後は、報道を見た誰もが不安になり備蓄を求めてまとめ買いに走るため、さらに品不足が顕著になります。

日常が戻って、生活用品や海外からの輸入品が安定供給されている今からがペット用備蓄を見直す好機です。

何をどれだけ備蓄するか。

ここで慌ててはいけません。
実際に役に立つものかどうか考えずに、ただ漠然と買い集めても意味がありません。
外出制限が発生した場合、諸外国の例をみると、3週間から4週間が多いようです。
これを目安にして約1ヶ月分程度用意しておくといいでしょう。

ウチの子にとってどのくらいの備蓄が必要かご存知ですか?
フードや水を計算してくれるサイトもありますので一度計算してみましょう。

◉LEONIMAL BO-SAI
https://leonimal.aisocial.jp/bo-sai/sim/

ペット用備蓄リスト

ダウンロードできますぜひご利用ください。

備蓄リストダウンロード

頭に入れておきたいペット用備蓄リストの例です。

普段の生活に必須

お水
・おしっこトラブルなど不安があるワンちゃんの場合は、軟水を用意しておくとより安心。
※人用で共有できます。

ペットフード
・手作りの場合も念のため準備を。缶詰タイプがベター(水分豊富で保存もききます)

(病気の子)薬・サプリ
・フィラリアや心臓病の常備薬など、多めに処方してもらいましょう。

ペットシーツ・おむつ
・清潔のために。いざというとき人間も何かしら利用できます。(手つかずが1袋あると理想的)

その他
・歯ブラシ・トイレットペーパーなど

 

 

ストレスなどの対策

おやつ
・ストレス回避にも役立ちます。

室内で遊べるおもちゃ
・手ぬぐいや靴下で引っ張りっこの代用も。

シャンプー
・蚊、ノミ、ダニ対策。

除菌用品
・除菌シートなど。排泄後等の清潔保持に。
※使い慣れたものがあれば多めに買っておくと良いですが、保湿成分は長期間保存しておくと揮発してしまうので定期的に使うように。

トレッドミル
・ずっと室内にいると運動不足になります。
 ストレスを軽くするためにもあると良いかもしれません。

 

インフラ障害復旧遅れ対策

お風呂のお水
・抜かないこと。(同時に災害や停電が起こる可能性もあります)
※ペットが浴槽へ落ちないよう十分な配慮が必要です。

蚊取り線香
・臭いが抑えられたペット用のものがおすすめ。
※エアコンが効かず窓を開ける際などに必要になります。

ごみ袋・小さなポリ袋
・ごみ回収が遅れる可能性があります。ポリ袋は、人のおむつのように小さく分けたほうが匂いを抑えられます。


 

「自分に何かがあったとき」を考えておく

飼い主である「自分に何かがあったとき」を考えておくことも、大切な家族を守るために必要なことです。
飼い主様が家に戻れない緊急時、自宅にペットが居ることを知らせてくれるカードや手帳などを準備しましょう。
見落としがちなのですがすぐに準備できるものです。

カードや手帳には、一時的な預け先や、かかりつけ医、既往歴、薬などワンちゃんネコちゃんに関することを記載しておきます。

ペットレスキューカードは写真入りで手作りしてもいいし、無料で公開しているサイトもあります。


ペットレスキューカードの例(出典元Twitter:ハセガワ・アヤさん作成)
ペットレスキューカード見本

アニコムでは防災手帳をダウンロードできます。
ワンちゃんネコちゃんにとって大事な情報をメモしておくことができます。
こちらも簡単に準備できるので、ぜひ作ってください。

◉アニコム防災PROJECT
https://www.anicom-sompo.co.jp/special/bousai/

ペット交流サイトやアプリも便利です。
ドコノコは、迷子になったら近くにいる人が探してくれるなど、困った時に助けてもらうこともできます。
遠くに住むワンちゃんたちを見守ることもできるので、登録しておくとお互いの役に立つかもしれません。

◉ドコノコ「迷子探し」
https://www.dokonoko.jp/lost-child

こうしたものを準備しておけば、家にワンちゃんネコちゃんがいることを誰かに知ってもらうきっかけにもなります。
もしもの時に備えて、ペットを守る環境を整えておきたいですね。

そしてもう一つ、
備蓄とあわせてペットを連れての避難についても、あらかじめ調べておきましょう。

◉環境省HP 備えよう!ペットの災害対策
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2711a/pdf/05.pdf

ペットの避難先や預け先の確保を忘れずに!

ペットを飼っていない人やアレルギーを持つ人にとっては、かわいいペットも迷惑に感じます。
排泄物や鳴き声も慣れていないと、閉鎖された空間ではかなり不快なもの。
ストレスの多い避難所では、ささいなことでトラブルになりかねません。

今できる準備

ペットを連れて避難が可能な避難所を調べておく。
・車中泊を考えている場合は、シミュレーションしておくと慌てずに済みます。

いざという時に、ペットだけ預かってもらえる団体や知り合い、動物病院に近況を相談しておく。
・特に持病がある子は、その病気に慣れている人に預けたいですよね。

ペットと非難する心構えなど、防災セミナーを受けておく。
・自分だけでは気づけないことや新しい取り組みなど、役に立つ知識を得られます。

緊急避難する時は慌てているので、自分や家族とペットを連れ出すことで手一杯になります。
非難にも備えるために備蓄を小分けにして、普段から車に入れておくのも有効です。
※暑さなどで傷むものはおすすめしません。

まだまだ日頃からできるペットの災害対策

地震が起きる時に飼主様がいつも一緒とは限りません。
万が一夜中や留守中に起きた場合のことも考えてみましょう。

家具の補強

ワンちゃんネコちゃんのケージやベッドなど、いつもいる場所にテレビや棚が倒れる物が落ちてくることはありませんか?
部屋の中で自由にしている場合でも、揺れていることで動揺して普段より周囲に気が回らず、逃げられないかもしれません。

棚を固定したり、窓ガラスが割れても飛び散らないようにフィルムを貼っておくなど。
※少しでも考えられる被害は少なくしておきましょう。

 

避難訓練

非難が必要な時の移動やシェルターで過ごす際に、ケージが必要です。
ストレス軽減のため、普段から使用してケージやキャブへの恐怖心を払拭しておくことができれば安心です。

またネコちゃんの場合もリードが必要です。リードに慣れていない子は練習しておきましょう。
リードよりも、身体をしっかり受け止めるハーネスのほうがおすすめです。

ワンちゃんはリードをつけて、知らない人や犬がたくさん集まる建物を想定して練習しておく。
※興奮して逃げたり咬んだりしないよう注意してください。

ネコちゃんはハーネスをつけてキャリーバッグに入れ、外の音や車内の雰囲気に慣らしておく。
※ネコちゃんはパニックになって暴れることもあります。ケガや脱走に注意してください。

まとめ

災害が起きた時、ペットたちも雰囲気を感じとって不安になります。
外出自粛や避難所での生活が長くなるほど、飼い主様の力が必要になります。

まず何よりも大事なことは、飼い主様の健康、そして次が備蓄になります。

いくら考えても考え過ぎることはありません。
100%とはいかなくても、普段から準備しておくことで心の負担はかなり軽くなります。

ワンちゃんネコちゃんのために、ぜひ準備しておいてください。




本当は「役に立つ日」が来ないことが一番ですが…。


[参考資料]環境省HP
備えよう!ペットの災害対策
https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/2_data/pamph/h2711a/pdf/05.pdf