犬が口角をあげて舌を出しているとき
犬を飼っていると
愛犬が口角をあげてハアハアと舌を出している表情はよくみますよね。
では、どんなときにそのような表情を見せるのでしょうか?
「かわいいな~」と思うそのしぐさに隠されたヒミツを見ていきましょう!
犬が口角をあげてハアハアするのはどんなとき?
犬が口角をあげてハアハアと舌を出しているときは、
- 暑いとき
- 嬉しいとき
- 緊張や不安があるとき
などがあります。
以下で分けて説明していきますね。
暑いとき
みなさまご存じのことと思いますが、犬は暑いときには口を大きく開けて、舌をハアハアと出します。
犬は人と違って汗をかくことができないので、ハアハアすることで体にこもった熱を外に放出しています。
そのため、暑い環境に置かれたり運動後には顕著にみられます。
嬉しいとき
犬が口を開けてニッコリと笑ったようにハフハフ呼吸をしているときは「ドッグラフ」といいます。
これは
カーミングシグナルという犬のボディーランゲージの一つ
相手に対して敵意がないことを示したり、自分を落ち着かせるためのサイン
です。
緊張や不安があるとき
嬉しいときにハアハアする反面、緊張や不安があるときにも舌を出して呼吸します。
動物病院に行ったり、知らない場所に行ったり…など緊張しているシーンでよくみられます。
大きく口をあけて目が飛び出るくらいの様子でハアハアするのが特徴です。
雷や近くで工事をしているなど
恐怖があるときにもみられることが多いです
あわせて震えていたり、逃げ腰だったり、隠れてしまったり…ということもあります。
病気でハアハアしているときもある
熱中症のときや、何かしら持病のある子の場合は、苦しくてハアハアしているときもあります。
特に、呼吸器や心臓の病気が一気に悪くなってしまい、酸素をうまく取り入れることができずにハアハアすることは多いです。
お腹や背中など体のどこかに痛みがあってハアハアしている場合もあります。
この時にチェックしてほしいのは、
- 意識がしっかりあるのか
- 歩くことはできるのか
- 横になることはできるのか
- 舌の色はピンク色か
などをチェックしてあげてください。
苦しいと横になることができず、ウロウロしている場合が多いです。
また、舌の色が薄くなったり、紫色やレンガ色になる場合もあります。
何か様子が変だな…と思ったら、迷わず動物病院に連絡をするようにしましょう。
【まとめ】犬が口角をあげて舌を出しているとき
犬が口角をあげて舌を出しているときは、
「嬉しいときや暑いとき」「緊張・興奮しているとき」など、たくさんのシーンがあります。
呼吸が苦しくてハアハアしていることもあるので、
意識はあるのか?
元気や食欲はあるのか?
いつもと変わったことがないのか?
もあわせてチェックしてみましょう。