サプリメントとは、栄養補助食品です。
医薬品とサプリメントの違いは
医薬品
- メリット
- ・効果や毒性が立証されている。
- ・主成分の量が決められ、製造管理の元、有効量が間違いなく入っている。
- デメリット
- ・合成品であるため、副作用の危険性があり、長期間の服用には注意が必要。
- ・獣医師の処方が必要で、定期的な血液検査のための通院が必要。
サプリメント
- メリット
- ・食品であるため、長期間の服用が可能なものが多い。
- ・特定の成分を過剰に含むものでなければ、副作用の危険性が少ない。
- デメリット
- ・効果について立証されていないものが多い。
- ・必要量が曖昧で、品質の保証はメーカーの良心次第。
医薬品は、何かの症状(病気)を
改善する目的で処方されます。
例えば、
- 結膜炎に効く抗生物質の目薬
- てんかん発作を抑えるための抗てんかん薬
などです。
目薬のように一時的な症状を改善するために使うものが多いですが、難治性の病気の場合、長く使う薬もあります。
薬は、からだにとっては毒でもあるので、薬を使うときには
獣医師の注意を守ることが大切です。
サプリメントは食事にプラスする栄養です。
食事で摂りにくいものや、病気の予防には最適です。
薬と同等の改善を期待できる
サプリメントももちろんあります。
サプリメントを選ぶときには
- 効果が立証されている(エビデンスのある)もの
- 原料や製造工程を明記しているもの
- 安全性を確認しているもの
- 犬用のサプリメントの場合…人間でも食べられるグレードのもの
を確認してみてください。