これからもさらに暑い時期になってきます。「愛犬・愛猫があまり水を飲まないと心配」になってしまいますよね…また、腎臓病や泌尿器トラブルで治療している子の場合にも、なるべく多くお水を飲んでほしいものです。
この記事では、愛犬・愛猫にとっての
犬と猫が1日に必要な水分量は、体重1kgあたり
ただし、飲水量は季節や生活環境、体質などによっても大きく異なります。
でも大きく異なります。
必要な水分量は年齢によっても異なります。運動をせず寝てばかりいるシニア犬・シニア猫はあまり水を欲さないですが、よく遊ぶような若い犬はたくさん水を飲む傾向にあります。
猫はもともと水を飲まない動物なので、犬ほど年齢における飲水量の差はないように思われます。
後ほど説明しますが、高齢になると病気が原因で飲水量が増えることが多いので、注意が必要です。
「いつもはある程度のお水を飲むのに、今日は一滴も飲まないけど大丈夫かな…」 なんてことは時としてあります。
いつも飲まない子、もしくは飲む子が、たくさん飲んだり飲まなかったりすると不安になってしまいますよね。
でも、飲水量は日によって変動があるので問題ありません。人でもよく動いた日や気温が高い日、おやつを食べた日などは、喉が渇きますよね。それと同じで、犬や猫も、飲水の量は毎日異なります。
そのため、日頃から飲水量を測定し、その平均値を知っておくことが大切です。
飲水量の増減で「何か病気があるかも…!?」と推測することができます。
水を飲む量が増加することで分かる病気の代表は「腎臓病」だと思われます。
腎臓の機能が落ちてしまうと、尿を濃縮することがうまくできなくなるので、薄いおしっこがたくさん出るようになります
また、ミネラルバランスの乱れや肝臓の病気などでも飲水量が増えるようになります。何かしらストレスを抱えていて水を飲む量が増えることもしばしばあります。子犬や子猫、シニア犬やシニア猫など、自分でうまく飲めない状況の場合には、介助して飲ませてあげる必要があります
愛犬・愛猫に水を飲んでもらうためには
犬と猫の水分摂取量については、いつもどれくらい飲んでいるのか?をあらかじめ知っておくことが大切です。
水を飲みすぎるときは、病気のときもあり注意が必要です。 日頃からしっかりチェックをして、飲水量が増えているな…と感じる場合には、動物病院で検査をするようにしましょう!