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知っ得!情報
2022/01/05

冬にかかりやすいワンニャンの病気

知っトク情報 冬にかかりやすい病気

年末年始はワンちゃんやネコちゃんが病気になりやすい傾向にあります。 「いつもは元気な子なのに、こんなときに限って…」 ということは、本当によくあります。 冬に注意したい病気や症状を知っておことで、トラブルを回避できる確率があがります!

#冬に注意したい病気や症状ランキング

冬に注意したい病気と言えば、ダントツで『泌尿器トラブル』

そのなかでも、『尿道閉塞』という、尿道に結石や炎症産物がつまってしまい、おしっこが出せなくなってしまう病気が多いです。

オスはメスに比べて尿道が狭いので、男のネコちゃん、ワンちゃんに多い傾向があります。

結石が溜まりやすいところ 「何度もトイレに行くのに、おしっこが一滴も出ない…」 「トイレですごい声で鳴いている…」 などとあわせて、元気や食欲がなくぐったりしている…といった症状がよく見られます。

膀胱炎も冬場に多発する病気です

こちらもトイレに何度も行くのが特徴ですが、毎回数滴はおしっこが出ており、食欲などは正常であることが多いです。

膀胱炎は、陰部と肛門が近い女の子の猫や犬でよくみられます。

膀胱炎 季節はそこまで関係ないかもしれないですが、腎臓病も冬場に悪くなるように見受けられます。 これら泌尿器トラブルは、『飲水量が低下すること』が原因の一つにもなるため、寒さであまり水を飲まなくなる冬場に多発します。 いつも通り水を飲んでいるのか?チェックをしましょう。

尿道閉塞や膀胱炎などは、体質や食事の影響もあります。 体調の変化を感じた場合には、主治医の先生に確認をしましょう。

#なんで寒いときに発症しやすいの?

寒くなると水をあまり飲まなくなるため、おしっこが濃くなってしまいます。 水を飲む猫 また、寒さでトイレに行くのを我慢して、より濃い尿となってしまうことも… 濃いおしっこは、結石や異物がたまりやすく、そのため尿道閉塞や膀胱炎など泌尿器トラブルを引き起こしやすくなります。

下痢や嘔吐などのよくある消化器疾患も増える傾向にあります

吐く犬 くしゃみや咳など、いわゆる『風邪』の症状もまた多いですね。 これは、空気が乾燥していたり、日較差(にちこうさ)という最低気温と最高気温の差が大きくなることも関係しているのかもしれません。 廊下や寝床がとても寒かったり、特にワンちゃんの場合には散歩時にぐっと体が冷えてしまうことも影響しています。 寒い猫 部屋の温度や湿度、散歩時の格好や時間帯などには十分に配慮をしましょう。 寒いから風邪をひくというわけではないですが、乾燥や温度変化によって、鼻や口の粘液が乾くことで、防御能が低下してしまいます。 それに疲れやストレスなどが加わると、一気に発症をしてしまいます。

寒さゆえに換気をしないことで、部屋の空気が滞ってしまうことも風邪をひきやすい原因の一つです。

窓に結露

#こんな特徴の子は気をつけて!

どの病気に関しても言えることですが、

  • 太っている子
  • 運動が嫌いな子
  • ストレスをためがちな子
  • 偏食・少食な子
  • 子犬・子猫やシニアさん

…はトラブルを起こしやすく、気をつけてあげるようにしましょう。
例えばネコちゃんの膀胱炎の一つに『特発性膀胱炎』といってストレスが原因でなってしまう病気もあります。

尿道閉塞は太った男の子の猫と犬に多い傾向にあります

また、『食べる』ということは、健康な体を作り、元気でパワフルに過ごすために重要なことです。 なんだかんだで、よく食べる子は例え病気になっても、早期に治るように感じます。 あまり食いつきがよくない子の場合には、食事の種類やあげ方を変えたり、トッピングなどをして、食事を『楽しみな時間』に変えられるといいですね。

  1. たくさん食べて
  2. たっぷり遊んで
  3. ゆっくり休んで
  4. きれいなトイレ空間がある

そんな環境がいいのかもしれませんね。 ペロリ

小さい子や高齢の子の場合は、自分で動いたり意思を伝えたりが難しい場合も多いので、より注意して見てあげましょう。

#冬の健康チェックポイント

冬を健康的に過ごすためには、以下のチェックポイントを確認してみましょう。

  • 太らせない
  • ゆっくり休める環境を作る
  • お水を飲んでいる?
  • 食欲がしっかりある?
  • 適度に遊んだり、運動をさせる

ただし、急なダイエットは厳禁!

ダイエットは一気に行うと、空腹に耐えられずストレスがたまるだけでなく、特にネコちゃんでは肝臓に負担がかかってしまいます。 ダイエットは主に食事量の調整で対応するのですが、

ドライフードの場合には、量を60~70%程度に減らす ※他の食事の場合には、ドライフードのみにして70~80%程度に減らす

ようにして対応しましょう。 ダイエット方法は獣医師によって様々な考えややり方があるので、詳しくは主治医の先生と相談して決めるといいですね。 空腹感をなるべく減らすために、食事回数自体は増やし、一週間で体重の2%程度の減量までにとどめるようにしましょう。

犬や猫のダイエットは運動だけでは難しい場合が多いです

必ず食事療法と併用しましょう。 お水を飲んでいない場合には(特にネコちゃん)、ウェットフードにしたり、器や位置を変えたり、水のあげ方を工夫して見たりするといいですね。

おもちゃやおやつなどを使って、たくさん遊んであげることも大切

ネコちゃんの場合には、キャットタワーやキャットウォークを設置してあげると、留守中も楽しく遊べるはずです。 健康を維持するためには、総じて、『ストレスをためない!』ってことが重要なのです!

#年末年始に限ってトラブルが…

患者さん というのも、飼い主さんの行動が変わったり、お祝いなどでいつもと違うものを食べたり…といったことがあるからかもしれません。 年末年始は動物病院がお休みなことも多いので、愛犬・愛猫の体調の変化にはより一層気をつけてあげるようにしましょう。 獣医と飼い主さん

参考資料
  • 左向敏紀,阿部又信,大島誠之助,徳本一義,百田豊,森昭博,臨床栄養学,interzoo,2015,p67