冬も終わり、だんだんと暖かい季節になってきましたね。
春は暑すぎず・寒すぎず、愛犬にとってもお散歩が心地よい時期です。
この記事では、愛犬とのお散歩のメリットといくつかの気をつけるポイントを解説しています。
愛犬と健康的に過ごしたい飼い主さんは、是非読んでみてくださいね。
愛犬とのお散歩にはメリットがたくさんあります!
といったことが期待できます。
家の中にずっといる…
たまにだといいですが、毎日となると、少し憂鬱になってしまいそうですよね。
これは犬も同様です。
土の上を歩いたり、人や車を見たり、いろんな音を聞いたり…
適度に外に出て様々な刺激を与えることで、ストレス発散効果が期待できます。
また、歩くことで「セロトニン」という精神の安定に関わる物質が放出され、これによっても穏やかな気持ちになることができます。
クンクンといろんなもののにおいをかぐ行為も、犬にとっては楽しみの一つです。
お散歩は愛犬とのコミュニケーションにも使えます。
そもそも集団生活をしていた犬にとっては、飼い主さんと一緒に運動をするということはとても自然で楽しい瞬間なのです。
さらに、お散歩はしつけの場ともなります。
飼い主さん主体でおやつを使って「待て」や「吠えない」をしつけたり、リードを調整して犬と歩様をあわせたりと、愛犬との信頼関係を構築できます。
お散歩はまた、人にとってもコミュニケーションをはかる場となります。
つまり、散歩ルートや時間帯が同じの「犬友」に会っておしゃべりしたり…
かわいい!と近づいて来てくれる子供と会話をしたり…
現代社会で忘れがちなコミュニケーションを楽しむことができますね。
最近では「お散歩代行」というのもよく見かけますが、できれば飼い主さんと一緒での散歩が信頼構築のためにおすすめです。
太陽ぽかぽかの日には、日光浴ができることも散歩の嬉しいメリットです。
といった効果もあります。
紫外線には、皮膚の細菌を倒す効果やノミダニがくっつきづらくする作用もあります。
また、運動だけでなく、日光浴によってもセロトニンの分泌は促進されます。
さらに、日光浴によってビタミンDが活性化することで、カルシウム濃度が一定に保たれ、骨の健康にも役立ちます。
特に人にとっては、犬よりも日光浴によるビタミンDの活性化が起こるため、お散歩することで一石二鳥になりそうですね。
散歩は愛犬にも飼い主さんにもとてもいい!ということは分かっていただけたでしょうか?
ただし、愛犬と散歩に行く際に、いくつか注意してほしいポイントもあります。
そのため、動物病院で処方される薬をしっかり飲む(垂らす)ようにしましょう。
子犬の場合には、狂犬病ワクチンや混合ワクチンなどを接種しおわってから散歩するようにしましょう。
成犬の場合でも、寒い時期や暑すぎる時期には、散歩がストレスになってしまうこともあります。
時間帯を選んだり、服を着せたり、休憩をはさんだり…などして対応をするようにしましょう。
最近あまり歩かなくなったな…散歩が嫌いになったかな?といったような場合は、足や腰が痛かったり、何かしらの不調があることも考えられます。
動物病院に相談するようにしましょう。