暖かい季節になってきたな!と思ったら、いきなり大雨になったり、びっくりするくらい暑くなったり…
この時期は天候がコロコロ変わるので、体調を崩しやすいですよね。
これは犬や猫などペットにとっても同じです。
この記事では、これからの「梅雨時期」に向けての温度や湿度管理、気をつけたいポイントなどを解説しています。
愛犬・愛猫と、ジメジメする梅雨を快適に生活したい飼い主さんは、ぜひ読んでみてください。
これからの季節は、ムシムシする湿度の管理が非常に重要です。
梅雨の時期の平均湿度は70%程度と言われており、80%を超える日もあります。
人やペットにとって快適な湿度は40~60%程度なので、除湿器などを使って効果的に湿度を下げる必要があります。
基本的には「人が快適と感じる湿度」に保つようにするといいです。
また、気温については冷房やドライの使用時の室温の目安は28℃程度です。
エアコンの設定温度が28℃なのではなく、あくまで室温が28℃前後になるように管理してあげるといいですね。
ただ、部屋の大きさや外気温・湿度にも関連するので、人が快適だなと思う温度に適宜調整するようにしましょう。
ペットと梅雨時期を快適に過ごすためには、「換気」や「部屋の掃除」も非常に大切です。
晴れた日には換気をすることも重要です。
ご存じだとは思いますが、犬や猫などの動物は人の何万倍も嗅覚がよいです。(犬は人の100万~1億倍、猫は20万~30万倍もにおいに敏感と言われています。)
そのため、部屋のこもったにおいに対して、不快になったり具合が悪くなったりしてしまうことも多いです。
また、柔軟剤や芳香剤などは、香害(こうがい)を引き起こす可能性もあります。
ついつい換気を怠りがちになりますが、いい天気の日には思いっきり窓を開けて空気の入れ替えをするようにしましょう。
梅雨時期は、ソファーやベッドなどの家具のダニが増える傾向にあります。
室内のダニは、ペットのアレルギーの原因となり、慢性的な痒みや炎症を引き起こします。
掃除機だけでなく、コロコロや天日干し、ダニ捕りグッズなどを使って清潔を保つようにしましょう。
また、噴霧タイプのダニなどの害虫駆除薬は、基本的にはペットに害はありません。
ただ、使用時は室外に出したりペットホテルなどに預け、使用説明書をよく読んだのち使うようにしましょう。
コロナ禍での外出自粛に加えて、雨の日だとさらに外に出ることができず、家にこもりがちになってしまいますよね…
ただ、適度な運動や日光浴は、ペットの健康に対して非常に大切です。
外に出るのが難しい場合には、一緒に遊んだり、知育玩具などを使って刺激を与え、運動不足を解消してあげるようにしましょう。
猫の場合は、知育玩具だけでなくキャットウォークやキャットタワーなどを取り入れて、自由に運動ができる環境を作ってあげるといいです。
また、食事が楽しみな子は多いです。
毎日の決まった食事に加えて、トッピングをしたり、おやつを混ぜたりして、アクセントをつけてあげるのもいいですね。
これからの梅雨時期は、温度(室温28℃前後)と湿度(40~60%程度)の管理をしっかりしてあげるようにしましょう。
また、室内で十分にストレス発散ができるよう環境を整えてあげることも重要です。
おもちゃで一緒に遊んだり、猫の場合はキャットタワーやキャットウォークを設置するようにしてあげましょう。
晴れた日には、窓を開けて、布団や寝具をしっかり乾燥させ、暗い気分とダニを追い払いましょう!