パピー、キトンと暮らし始めたのに、いつの間にか、いつの間にやら年上のわが子。
一般的な犬や猫の年齢の換算は、種類によらず、1歳を人間の17歳程度として、その後は1年ごとに4歳ずつ年を取るという計算方法です。大型犬は7歳ずつともいわれます。
犬や猫が年を取ると・・人と同じです。
・薄毛になる
・毛にツヤがなくなる
・肌が乾燥したり、べた付く
・爪が割れる
・体臭の変化
・歯周病による口臭
・にぶくなる
・散歩に行きたがらなくなる
・長い間、歩かなくなる
・ジャンプしなくなる
この辺り、人の40~50代でしょうか。
歳をとったなぁと感じて、自分のメンテナンスを考える頃です。
シャンプーを変えたり、化粧品を変えたり、歯医者に行ったり、歩くことを心掛けたりする頃。
年に1度の人間ドックを始めるのも、この頃ですね。
犬や猫の場合は7歳前後。愛犬は、何も気にせず元気(っぽい)
飼い主さんが気づくか気づかないかの健康状態
もう少し年をとると、人の場合
・・・・・・
50年も60年も同じ部品使って、からだを動かしてきたのですから、仕方ないですよね。自動車だったら交換時期です。
そう、部品(パーツ)の消耗!これを老化と呼びます。
関節を支える筋肉が弱くなって、関節の軟骨がすり減ったりして起こります。
眼や耳の機能が衰えたり、細胞が壊れたりしています。
肝臓や胆のう、胃といった消化器(内臓)の機能が衰えています。
内臓を支える筋肉が弱っています。よって、お腹もぽっこり出てきます。
大切な脳細胞が、日々減っていっています。
人は、自覚して病院に行ってDr.に状況を説明し、検査をしたり、治療を受けたり、生活習慣を変えたり、トレーニングをしたりして、老化を少しでも遅くしようと努力します。
衰えてしまったパーツを補完するために、サポーターをつけたり、眼鏡をかけたり、自分の意志でできます。
犬や猫も老化は同じです。
ただ自分で訴えることもできないし、自分でケアすることもできません。
老化は、誰にでも起こること。
ただ、
ケアが早いと、パーツを長持ちさせられます。
寿命より、長持ちすれば、一生パーツによる不具合に悩むことはありません。
老化の最大の原因は、活性酸素(かっせいさんそ)です。
息をするたびにからだに取り入れられる酸素。
生きていくのに絶対必要な酸素ですが、一部の酸素は活性酸素に変化し、細胞を傷つけます。
傷ついた細胞は、老化し、病気の原因になります。
からだは、本来、この活性酸素を除去する酵素などを作り出していますが、加齢によりその量が少なくなり、老化が始まります。
この酵素を補えば!?
≪ からだを構成する一番小さなパーツ=細胞 ≫ひとつひとつのメンテナンス、
つまりアンチエイジングになります。
『サミー(SAMe)』のはたらきは、世界中で研究されり論文の数は1000以上あります。
しかし残念なことに、知らない飼い主さんが圧倒的に多いのです。
サミー(SAMe)は、私たち人間の身体にも犬猫の身体にもあり、大切な役割を果たしていますが、特に肝臓に多く存在し生産と消費を繰り返しています。
獣医さんが、肝機能障害にサミー(SAMe)の入ったサプリメントを処方されることもあります。
サミー(SAMe)は、人間界では、関節や脳のサプリメントや薬として使われています。
関節においては、2014年に日本の三井弘医師が、ISNFF(国際機能性食品学会)で、
=膝に疾病のある人の87%に有効であった=
という発表がありました。
2018年には、白銀高輪動物病院で、日常動作において92%の犬に効果があったと報告されました。
ただ残念なことにサミー(SAMe)はとても苦く犬や猫の嫌いな風味なのです。
食の細くなる高齢期犬では、
老化は、一か所だけに起こるものではありませんから、全身に効果を期待できるものが理想的です。
そして何より、人も犬や猫も毎日楽しく続けられること!
食の細い子でも食べられるように香りを重視して作られているため、ぜひ一度試してみてくださいね。
なお、
ただし、食事制限や栄養制限を受けている場合や、療養食を食べている場合等は、獣医師とご相談のうえご利用くださいね♪