犬や猫の秋といえば?

紅葉と猫

『食欲の秋』『スポーツの秋』『読書・芸術の秋』…

どれも私たちにとっては、この季節ならではのお楽しみです。

その中に、いくつか犬や猫にも当てはまるものがありました!

何かひとつくらい、ワンちゃんやネコちゃんと一緒に楽しめると嬉しいですよね。

季節の変わり目に多いトラブルや病気』についても確認してみましょう。

犬や猫にも『食欲の秋』ってあるの?

秋の味覚
秋になると、サンマや栗、さつまいもやナシ、ブドウ…などおいしい食べ物がたくさんありますよね。

ワンちゃんやネコちゃんにおいては、人の様な『食欲の秋』というものはありませんが、ぜひ食べさせてあげたい食材はあります。

例えば、ナシは水分が豊富で甘くて食いつきがよく、ミネラル豊富な果物です。

ただし、のどにつまると危ないので、すりつぶしたり細かく切ってあげるようにしましょう。

また、サツマイモは食物繊維が豊富なため排便をうながす食べ物です。

こちらも甘くておいしいので、進んで食べてくれること間違いなしです。

秋の食べ物で注意してほしいものの代表が『ブドウ』です。

葡萄はNG

犬や猫にとってブドウは中毒物質です。
たくさん食べると吐いてしまったり、腎臓の機能が落ちてしまうこともあります。
皮やレーズンもNGなので、あげないように注意しましょう。

『秋の夜長』にかけて  睡眠時間について

秋の味覚
ワンちゃん・ネコちゃんも寒くなってくると睡眠時間が長くなる傾向にあります。

そもそも犬や猫の睡眠時間は、個体差もありますが、おおよそ12~15時間程度とされています。

子犬や子猫、シニアの子ではもっと寝ている傾向にあります。

寒くなってくると、体内時計が日の出や日の入りを感じ取り、それに合わせて睡眠の長さやタイミングを変えるようになります。

人の場合は、夏に比べると冬の平均睡眠時間は30分ほど長くなると言われています。

ワンちゃんやネコちゃんにとっては何とも言えませんが、人にあわせて生活をするため、必然的に長くなる傾向にあります。

 
【参考】
大正製薬HP

『スポーツ・行楽の秋」にかけて

秋と言えば『紅葉シーズン』ですよね。

昨年はコロナの影響でおでかけができませんでしたが、今年こそは紅葉狩りなどのレジャーに行きたいですね。

ドックランに行けば、紅葉とともに運動も楽しむことができます。

家の中にこもりっきりだとストレスが溜まってしまいますよね…
それはワンちゃん・ネコちゃんでも同じです。

最近では、愛犬と一緒にカヌーに乗ったり、リバーウォーキングができる場所があったりと、愛犬家に優しい施設が増えてきています。
 
散歩
 
休みの日には、ちょっと遠くまでお出かけしてみましょう!

「読書・芸術の秋」にかけて…

読書の秋
おうちで過ごすネコちゃんとゆっくり秋の夜長を楽しむためには、『読書』や『映画』がおすすめです。

巣ごもり生活が続く中で読書や映画が趣味になった方も多いと思われますが、ここではネコちゃんが主役です。

レンタルはもちろん、YouTube動画でもネコちゃんのための動画がたくさん出てきます。

ぜひ検索してみてください。

小鳥や蝶が飛んでいるシーン、ハムスターがうろうろしているもの…。

私たちが観ても癒されます。

卓球のラリーや、気象予報のポンポンを狙う子なら、きっと興味を示すはずです。

ワンちゃんは興奮して夜中に大騒ぎしないか注意してくださいね。

ペットに関する書籍も多くあり、愛犬や愛猫のしぐさや健康についても簡単に学ぶことができます。
おいしいコーヒーを飲みながら、愛猫とまったり本の世界を旅するのもステキです。

珈琲

秋から冬にかけ季節の変わり目に多いトラブルや病気

季節の変わり目は何かとトラブルを生じやすいですよね。

季節の変わり目に体調を崩しやすい理由は『日較差(にちかくさ)』というもので、1日の最高気温と最低気温の差が影響しています。

この日較差が10℃以上あるとストレスを感じやすいと言われています。

吐いてしまったり、下痢をしたり、食欲がなくなったり…

良質な食事適度な運動で基礎体力をつけてあげましょう。

毛は抜けやすくなる?抜けやすくなる犬種は?猫の毛は?

犬と猫の換毛期は年に2回あり、秋口から冬にかけては夏毛が抜けて、ふわふわの冬毛が生えてきます。

秋口に毛が抜けやすくなる犬種としては、ダブルコートを持つ犬種で、

  • チワワ
  • ポメラニアン
  • 柴犬
  • ゴールデンレトリバー

などがいます。

完全室内飼いの猫においては、はっきりとした換毛期がない傾向にあり、一年中毛が抜けている印象にあります。

日々のブラッシングを通して、被毛の管理をしてあげましょう!

犬種

アレルギーは?

一般的にアレルギーと言えば春のイメージがありますが、秋でもアレルギーになる場合があります。

なかでも秋口においては、ダニの死骸やフンによるアレルギーが多く、痒みや脱毛、フケなどを生じます。

薬用シャンプー
基本的には、ダニノミ予防薬にて予防をしますが、定期的なブラッシングやシャンプー、室内のお掃除にて物理的に消し去る必要もあります。

愛犬や愛猫に皮膚トラブルがないか?いま一度チェックしてみましょう!

 

TV

秋の夜長を、ワンちゃんネコちゃんの体に変化がないか、確認しながら過ごすのもいいですね。

そして秋晴れの日には外へ出かけて、秋を収穫するのも贅沢な思い出です。
 
栗狩り