病院に来院するワンちゃん達に獣医さんの指導の元、4か月間サミーフィッシュを食べてもらいました。
ちょう動物病院さまから、「悩み」「苦しみ」そして「驚き」や「気づき」「喜び」を余すところなく報告いただきました。
同じ悩みを抱えていらっしゃる飼い主様のお力に少しでもなれたらと願っております。
ちょう動物病院 長院長さま そしてスタッフの皆さま 心より感謝申し上げます。
サミーフィッシュモニターに関して、全ての飼い主様から得られたのは「ご飯をおいしく食べられるようになった」「たくさん食べてくれた」との声でした。
食は毎日のものであり、食欲不振や食べムラは日々の生活を管理する飼い主様にとって、非常にストレスの高いものであると考えられます。
サミーフィッシュのおいしそうな香りをきっかけに、食事を楽しんでたくさん食べるようになってくれたことは、大きな成果でした。
モニターの協力により、犬の健康のために考え抜いた食事を、きちんと毎日食べてくれることの重要性を再認識することができました。
また、ふりかけるだけなので、給仕が簡単だったというのもオーナー様としては良かった点だと思います。鰹節のようなおいそうな香りも含め、本当に人の白米にふりかけをかけているような感覚で、ご飯をあげる人が実際にふりかけても「おいしそう」と思えるのは「毎日続ける」という中で大きなメリットであると考えます。
それは人の日常の中に溶け込みやすい方法であればあるほどストレス無くあげやすいということにつながるからです。
実際、飼い主様に話を聞くと、今回のモニター様に限らず、これまでにサプリメントを愛犬に与えていた飼い主様に話を聞くと、最初は一生懸命あげていたけれど段々あげなくなってしまって、飲む方が良いのはわかっているけれど、結局あげなくなってしまったという声は本当に多く耳にします。また、味や匂いを含め、薬の要素が多くなると動物たちも食べなくなってしまったり、あげる方も心が折れてしまったりとうまくいかないことが多いというのはわかっていました。
そういた点でもサミーフィッシュのように違和感なく、ストレスなく与えられるものはサプリメントとして長期服用を目的とする中でとても有効です。
サミーフィッシュを試してもらったワンちゃんたちの数はまだ少ないですが、「美味しく、ストレスなく食べてもらう」という点において、期待通りの結果を得られたと判断します。
※モニター結果の感想は、あくまでも個人のご感想です。
アトム君は2014年2月よりウルソを服用しており、内服中2017年春頃まで肝酵素が安定していましたが、6月の検査時にGPT85、ALP321と数値の上昇が見られました。
元々高脂血症を患っていたため、Hill’sのi/dLowFatという処方食を食べていていましたが、味気ない食事に本人がわがままになり飽き始めていた時だったので、きちんと考えられた食事を食べて欲しいと思ってサミーフィッシュを試しました。
サミーフィッシュ服用中は食事の食べムラも減り、内服していた抗生剤もサミーフィッシュに混ぜるとあっという間にそのまま食べてしまうほどの食いつきようで、香りもよく、サミーフィッシュの袋を開けると良い匂いが漂うので、ご飯の催促をするくらい気に入ってくれたとのことでした。
そして服用後翌月の血液検査で、GPT26、ALP186と正常値の範囲内に肝酵素が収まりました
その頃には食べムラも落ち着き、処方食とサミーフィッシュのみで完食するほどになっていました。
2回目の血液検査時にウルソを切ってサミーフィッシュだけで経過を見ています。その後の血液検査も肝酵素は正常値で安定したため、現在は内服せずに、サミーフィッシュのみで数値の維持をしています。
モニター開始前より、リウマチも持っていたため、日常の歩行や移動が困難であり、少しでも生活の質を上げられればと思ってサミーフィッシュを開始した所もありますが、何よりも本人が喜んでご飯を食べてくれることが嬉しいことでした。
食欲も、肝酵素も思いがけず良い結果が得られたことでサミーフィッシュの有効性も実感でき、飼い主様としても納得のいく結果であったと思っています。
今後、肝酵素に関しては定期的な検査を予定していますが、14歳という年齢を考慮しても、ウルソで維持していたり一度上がったりした肝酵素が、現在正常値で維持を出来ていることについてはサミーフィッシュの効果が大いに影響しているのではないかと考えています。
☆アトム君は、ずっとサミーフィッシュを愛食しているそうで、2018年3月にも血液検査の結果と、元気な姿を送ってくれました!
最初ウルソ服用のきっかけは2017年4月に受けたbirthday検診でGPT,ALPの数値上昇があったためでした。エコーでは肝臓に特にこれといった異常所見は無く、まずは内服を一ヶ月使用して経過を見てみる事になりました。
その3ヶ月後にはダルそうにしていることが多く、散歩中の疲れが顕著に見られたことから甲状腺の検査をすることになります。
元々治療に対して一生懸命で、家での様子にもよく気を配っている飼い主様なので、このくらいの時期から薬や治療、本犬の状態に関して敏感になっているような様子でした。
ウルソの服用を始めてから、最初の1ヶ月こそ数値の大きな変化はみられなかったものの、その後の検査では肝酵素は基準値におさまり、その数値も安定がみられたため2017年7月の処方にて飲みきり終了をし、次回の再診時に再検査という形を取りました。
しかし、1ヶ月後の再検査で再び肝酵素の上昇が見られ、しかし、1ヶ月後の再検査で再び肝酵素の上昇が見られました。ウルソ内服を検討する際に飼い主様にお話を聞くことにしました。
飼い主様としては飲ませる薬が少ないのであればそれに越したことはないとのことでしたが、話をよく聞くと、薬を飲ませることで「病気」というものを強く認識するため、精神的につらいというような気持ちを聞くことができました。
甲状腺の内服もしていて、治療に対して一生懸命になっていらっしゃる飼い主様だからこそ出た言葉なのかもしれません。
そこで今回はウルソの服用を見送り、本犬の自然治癒力に任せるため、食事面に気を付けて経過を見ることにしました。食事量と栄養面を充実させるために、サミーフィッシュのモニターになってもらいました。モニター開始後から毎食完食が続き、飼い主様によると食べることに積極的になった様子でした。1か月経ち、検査したところ数値に変動はありませんでしたが、2ヶ月後の検査では若干の数値下降が見られました。
この頃から飼い主様が日常のことや内服、治療に関して神経質にいろいろなことを質問してくるということが少しずつ減っていったような気がします。
その後、3回目のモニター検査では肝酵素は全て正常値に。
飼い主様は、フードにサミーフィッシュをふりかけるだけで食いつきが全く違うことを大変喜んでいました。犬自身も食事に興味を持ち、喜んで完食することで栄養面と精神面で支えられたのだろうという飼い主様の感想を聞きました。
その後、4回目のモニター検査では若干の数値上昇があったものの、上昇した数値はGPTのみで全体的な数値の安定がみられました。
その後もウルソは服用していませんが、肝酵素の数値も大幅な上昇はなく、良い状態を保っていることが確認出来ています。
飼い主様としてはウルソを内服しなくてもある程度数値を安定させることができ、ウルソの服用がなくても経過を見ていける状態にまで持って行けたことに大変満足していたようでした。
高齢のため、食欲安定、肝臓保護を期待してのモニター参加でした。
2013年の初診時には既に心雑音があり、その後に行った心機能検査内での血液検査で肝酵素の高値が確認されました。
1年後の心機検査時の血液検査において、更に肝酵素の上昇(GPT169,ALP358)が認められたため、2015年1月よりウルソの服用を開始しました。
そこから約3年間に渡り肝酵素は一定の数値をキープしていましたが、2018年の心機能検査時には肝酵素の上昇がみられました。
飼い主様としては食欲の安定を目的としてサミーフィッシュモニターを希望されていたので、肝酵素に対しての数値下降は見られなくても、毎日おいしそうにご飯を食べてくれることがなによりも嬉しいとのことでした。
長期に渡ってウルソとアピナックを服用しており、食欲にムラがあると薬を飲ませることが大変なときもあったようですが、サミーフィッシュの服用後安定して食べるようになったことで、日常の内服をさせやすくなったのでモニターには満足しているとおっしゃっていただきました。
2013年の初診当初より肝酵素は高めでしたが、臨床症状もなかったため、定期的な血液検査で経過観察を行っていました。
2016年の血液検査ではGPTが535(ALPは124と正常値でした)だったため、ウルソの服用を開始しました。その後内服により一旦はGPTの下降がみられたものの、内服が切れると上昇してしまうことから継続的な内服治療を始めました。
この時のエコー検査では胆嚢に胆泥の貯留が認められていました。
その後もGPTとGOTの高値が続きましたが、2017年6月の血液検査時に肝酵素が正常値に入ったため一度ウルソを休薬しました。
飼い主様としてはウルソの内服をしているとペット保険に加入が難しいと言われたため、ウルソを休薬できたらいいのに…という気持ちと、食べムラがあるので、それが少しでも安定すれば…との思いがあったようです。
一旦は休薬したものの、3ヶ月後に血液検査で再び肝酵素の上昇が認められたためウルソを再開しました。
その再開の際にサミーフィッシュのお話をしたところ、サミーについては既に知っていらっしゃり、モニターへの参加に至りました。
モニターを開始してから、食べムラが減りました。
安定して食べることにより、体のコンディションも良くなり薬の効き目も良くなってきました。
現在はウルソを切って経過を見ているので、今後の数値の変化を観察していければと思います。
また、飼い主様から予想外の喜びの報告がありました。それは今まで何度トイレを教えても、家中で排泄していたのですが、サミーフィッシュを食べるようになってから、不思議とトイレで排泄をするようになったとのことです。因果関係は不明ですが、安定して食べることができるようになったために生活にもハリが出て、意欲的になったのではないでしょうか。人間も同じですね。