ビタミンAで皮膚・視力を守る
ビタミンAは、特に動物性食品に含まれており、皮膚・粘膜・視力、筋肉や骨の成長と維持に関わる脂溶性ビタミンです。
皮膚のターンオーバー、皮脂の調節機能にもかかわるため、皮膚病などの治療でも使用されます。
ビタミンAの欠乏は、以下のような健康問題などにつながりやすいといわれています。
- 皮膚、粘膜のトラブル
- 夜盲症、網膜疾患
- 骨の異常
- 虚弱、免疫機能低下
どれも深甚な健康問題となります。
主要成分はレチノール
ビタミンAの主要な成分はレチノールといい目や皮膚の粘膜を守り、抵抗力を高める力があります。
粘膜とは鼻や口の中だけではなく、胃腸や胆管、肺など広く存在し、さまざな刺激を受け止めています。
つまり粘膜が弱くなると、刺激によって慢性的な炎症やトラブルにつながることが多くなります。
また、ビタミンAは目のビタミンともいわれますが、このレチノールは、薄暗いところで視力を保つはたらきもあります。
さらに、細胞分裂や増殖を調節していることから、がんなど悪性腫瘍への応用も研究がすすんでいるようです。
ビタミンAは、動物性食品(レバー、チーズ、卵黄など)に多く含まれます。
犬は過剰摂取に要注意
ビタミンAの過剰摂取は、特に犬に多く見られ、肝臓や皮膚などに症状が出ることがあります。
ビタミンAは脂溶性ビタミンですので体に蓄積しやすく、急性中毒の場合もあり、ひどいときには命に係わる危険性もあるため注意が必要です。
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