サミー(SAMe)のちょっと難しい話

(歴史や種類について)
 

 

 

1、 サミーってなに?

サミーは、正式名称を「S-アデノシルメチオニン」といい、「メチオニン」と「ATP」が結合した形をしています。

「メチオニン」

体内で合成できず、食事から補給する必要のある必須アミノ酸で、血液中のコレステロール値を下げ、活性酸素を取り除く作用があります。

「ATP」

体を動かすときのエネルギー源となる物質で、ATPが分解され、ADPに変化する過程でエネルギーが発生し、筋肉が動く仕組みになっています。

サミーはもともと私たち体内に存在しています。
サミーは、60兆個あると言われる細胞のひとつひとつで絶えず生み出され、消費されながら、数百種類の生理作用に関わっていることが分かっています。

 
サミーが特に多い臓器が、肝臓と脳!

サミーは様々な働きに関係しているので、複雑で大切な働きをするこの2つの臓器に多いのです。

2、 サミーの歴史

サミーは1952年に発見されました。
体内のほとんどすべての細胞で作られている成分ですから、体内から取り出そうとする試みが行われました。
ところが、サミーは体内から取り出すとすぐに変質してしまう特性があり、試行錯誤の末、化学合成で塩化させたサミーを作り出すことに成功。1976年にうつ病に対する効果が臨床試験で明らかにされて、ヨーロッパを中心にうつ病の治療薬として使用されてきました。

この頃、うつ病被験者へのインタビューで、サミー投与後に関節の調子がいいという声が多く寄せられたことから、変形性関節症患者に対する臨床試験が行われて、有効性が確認されています。

酵母細胞1990年代にアメリカに渡ったサミーは、より効果のある天然由来が求められます。サミーをより多く生み出すことができる、サッカロミセス・セレビシェ(パンやビール、ワイン、清酒などを作る際の酵母)を培養し、その酵母からサミーを取り出してサプリメントが作られました。しかし、まだまだ不安定なサミーでした。
 

 

2000年についに酵母ごとサミーを摂取できる安定した「酵母型サミー」が誕生します。

この「酵母型サミー」が日本の厚生労働省で許可され、
2008年やっと日本でサミーがデビューしたのです。

3、 サミーの種類

サミーには、実は2種類あります。

 
1⃣ 人体に存在し、効果の期待できる天然型の「S-S型」

2⃣ 化学合成されたものに混在する「S-R型」

ヨーロッパで医薬品として使用されているサミーは合成過程上、「S-S型」と「S-R型」が半分ずつです。

日本で利用されているサミーは、天然の清酒酵母が酵母内で生合成したサミーをそのまま酵母の体内に蓄積する性質を使用した酵母型サミーなので、100%「S-S型」です。

この酵母型サミーは、化学合成したサミーよりも吸収率が高く、体内での利用率が良いとされています。

 

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